看護師と看護観

看護師は、皆それぞれの看護観を持っていると思いますが、医療行為に関してもどちらが正しいと言い切れない様な事態も多々ありますので、最終的に看護師は自分の看護観に従うしかないのです。

例えばターミナル患者の扱い方などが挙げられると思いますが、ターミナル患者とは病状が末期であり、もう生存の可能性がない患者の事であります。

病院や置かれている状況にもよりますが、ターミナル患者は身体的にも限界で、激しい痛みなどにさらされている事もありますし、精神的にも追い込まれている状態であります。

そんな時に、「少しでも長く生きさせてあげたい」と考える看護師もいるでしょうし、「残った時間を好きな様に過ごさせてあげたい」と考える看護師もいるはずです。

前者の場合は、治療を続けなければなりませんので、生活に制約がかけられる事になりますし、後者の場合は、患者の要望に答える事により死期を早めてしまう事があります。

どちらとも正解という事がないので、患者や家族の意思を尊重するのが一番であるはずです。

看護師は患者の事を考えるのが仕事であり、患者に自分の看護観を押しつける様な真似だけはしてはなりません。

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看護師と付き切り

病院などには沢山の入院患者がいますが、診療所とは、病床が19床以下の医療施設の事を指し、病院は20床以上の医療施設の事を指しているので、病院には最低でも20人以上の患者が入院するキャパがある事になります。

アメリカでは、患者の数に応じて看護師の数も定められていますので、看護師一人にかかる負担も減りますが、日本ではその様な決まりがないので、看護師の数が少ない病院などでは、看護師にかかる負担が大きいだけではなく、ケアが足りない患者が出てきてしまう恐れもあるのです。

もしも、ひとりのターミナル患者(末期患者)がいるとして、その患者が終始痛みを訴えていたとしても、その患者の付き切りでいる事などはできないのです。

他の患者もいる事ですし、ターミナル患者を見ながら、他の患者のケアに当たらなければなりません。

家族などがある程度の面倒を見てくれれば良いのですが、夜間などではその様な事も期待できませんので、負担は全て看護師に回ってくる事だと思います。

その様な状況が、看護師の退職をはやめている原因にも繋がっていると思いますし、もう少し対応を考えるべきなのかもしれません。